【完全独学】中小企業診断士1次試験の勉強時間はどれくらい?5か月で4科目合格した私の実績を公開

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1.結論:5か月で4科目合格した私の勉強時間

私は2月中旬から中小企業診断士1次試験の勉強を始めました。完全独学で、TAC社から出版されている「スピードテキスト」を利用して学習を進めました。

結論、勉強時間は5か月間で400時間でした。

完全独学のため、ある程度の勉強時間は覚悟していました。TAC出版の「中小企業診断士 合格へのはじめの一歩」を購読した際は、そこまでビビっていませんでしたが、いざテキストを開くと、そのボリュームに驚いた記憶があります。実際に勉強時間を集計してみても、納得の学習時間です。


2.中小企業診断士1次試験に必要な勉強時間は?

一般的に、中小企業診断士1次試験合格に必要な勉強時間はどれくらいなのでしょうか。

資格予備校のアガルートによれば、1次試験全科目に合格するための勉強時間は700時間~1000時間と言われています。

1次試験は全7科目で構成されるため、1科目あたり平均100時間~140時間ほどの勉強が必要になります。各科目によって難易度が異なり、個々人の得意不得意もあることから、一概に1科目100時間必要とは言えませんが、概ねこの前後の時間が必要になりますね。

日本中小企業診断士協会連合会によれば、中小企業診断士試験の受験者の特徴として、学生さんが少なく9割が社会人であることが挙げられます。業務でどのような分野に関わっているかによっても、それぞれの科目で必要な勉強時間は大きく異なってくると予想できます。

https://www.jf-cmca.jp/attach/test/r07/r07_1ji_toukei.pdf


3.私が実際に勉強した時間

では、私が実際に何時間勉強したのでしょうか。

仕事日休みの日
1日の勉強時間0.5h/日6h/日

勉強を始めた2月中盤から約5カ月で、400時間勉強しました。

仕事日が100日程度、休みの日が60日程度ありましたので、単純計算では約410時間になります。実際には日によって勉強時間にばらつきがあるため、記録上の勉強時間は約400時間でした。


4.科目ごとの勉強時間

今年度は4科目を受験しました。4科目に絞った理由は、勉強開始のタイミングで7科目合格は間に合わないと思ったからです。

TAC社の講座でも、初学者向けで1・2次ストレート合格を目指すものは1.5カ年のコースがあります。おそらく、初学で7科目を5カ月で合格は若干難しいかと感じます。

2026年に受験した科目は、

  • 財務・会計
  • 企業経営理論
  • 経営法務
  • 経営情報システム

の4科目です。

各科目の勉強時間はおおよそ以下の通りです。

 ①財務・会計:60時間

<ポイント>

・今年1月に簿記2級を取得した

・よって、簿記範囲を含む『制度会計』に関してはノータッチ

・その他の範囲は全て未習分野で、理解に苦労した

・教科書、問題集、過去問各3周、自作テスト、まとめシート

・本試験:72点

・間違えた問題のほとんどが簿記含む『制度会計』分野(涙)

 ②企業経営理論:80時間

<ポイント>

・昨年11月にITパスポート取得のため、既習の分野アリ

・経営戦略や組織論は抵抗なく学習を進められた

・マーケティング分野は初学であり、苦手意識があった

・教科書、問題集、過去問各3周、まとめシート

・本試験:75点

・間違いのほとんどが経営戦略、組織論分野(涙)

 ③経営法:120時間

<ポイント>

・昨年、宅建を取得していた

・難易度:宅建>中小企業と感じたため、民法の学習時間はゼロ

・暗記苦手のため、直前は自作の穴埋めテストに時間を費やした

・問題集と過去問は3周、教科書は4周、自作テスト、まとめシート

・本試験:68点

・まんべんなく間違えた印象

 ④経営情報システム:140時間

<ポイント>

・ITパスポート取得も、テクノロジ系の学習は軽くしかしていない

・全く理解と暗記が追いつかず、一番学習時間を費やした

・教科書、問題集は6周回、過去問3周

・大量のまとめシートを作成し、試験開始前まで詰め込み

・本試験:64点

・最新の技術的情報は、自ら調べて学習しておく必要があると感じた

こうして振り返ると、勉強時間がそのまま得点に比例しているわけではありません。私の場合、140時間勉強した経営情報システムが64点だった一方、60時間の財務・会計では72点でした。

これは、簿記2級などの既存知識や、科目との相性によって必要な勉強時間が大きく変わるためだと思います。


5.仕事の日と休日、 1日どれくらい勉強した?

私はシフト制で、早番・中番・遅番という勤務形態があります。中番と遅番の場合は、出勤時間が遅い為、朝に勉強時間を確保していました。

一方で、早番や退勤後は疲れていて勉強内容が頭に入らないため、ほとんど勉強できませんでした。仕事の日は平均すると0.5時間/日ぐらいです。

仕事の日の勉強内容はこんな感じでした。

  • 教科書を1ページだけ進める
  • 問題集を5問進める
  • まとめシートを休憩時間にぼーと見る
  • 自作テストを1単元進める

休みの日はしっかりと勉強時間を確保できました。私自身が単身であることも一因かと思います。

試験日に近づくにつれ、仕事日にも知識を詰め込むようになったので、休みの日は逆に勉強時間を減らして精神的に安定させる日にすることもありました。平均すると6時間/日ぐらいです。

休みの日の勉強内容はこんな感じでした。

  • 教科書を1章進める
  • 過去問2年分と復習
  • 問題集は多めに進める
ある日の休日のスケジュール

6.仕事をしながらどうやって時間を作った?

前述のとおり、本試験の受験生の約9割が社会人の方です。仕事をしながら学習を進めなければいけません。私は単身ですが、家庭がある方もいらっしゃるでしょう。

社会人がどのようにして勉強時間を確保するかは、皆が悩む課題かと思います。私は以下の4点を意識して時間を確保していました。

 ❶仕事の日は少し進めるだけでOKとしていた

仕事の日に関しては、時間数を決めるというよりも「少しでも、どんな内容でもいいので、学習に触れたらOK」としていました。

「○○時間勉強する!」と決めると、精神的にもしんどいですし、長続きしません。どんな形でもいいから進めればOKとしていると、勉強時間を確保して進めるというよりは、自然と勉強する時間があったという感じです。

 ❷仕事の休憩時間

❶のように、何でもいいから勉強に触れておけばOKとしていたため、仕事の休憩時間に10分~15分学習を進めていました。

また、周りに勉強している自分をアピールするというのも、自分を鼓舞するのにはよい刺激になっていました。

 ❸移動時間は有効活用

普段はユーチューブを見がちな電車での移動時間ですが、勉強を始めてからは教科書を読み進める時間にしていました。ディズニーに行った日ですら、車内で教科書を読んでいました。

【経営法務】令和6年度過去問1回目76点⇒2回目は68点でした。【ただ夢を見ていただけだった】 – 診断士合格への道 (shindanshi-study-note.com)

普段の習慣を変える必要はありますが、一度癖づけてしまえば意外と簡単にできます。

 ❹休日は○○時間勉強すると決めておく

仕事の日とは違い、休日は必ず○○時間勉強すると決めていました。もちろん、ある時間数勉強すれば受かるというものではありません。しかし、ある程度の学習時間を確保していなければ合格ラインに立つことが出来ない試験だと思っています。

個々で勉強に耐えられる限界があるかと思いますので、その時間数を確保すると学習を進めやすいと思います。私の場合は1日6時間が限界のようです。

7.大切なのは勉強を毎日継続すること

ある程度の勉強時間を確保することはもちろん重要です。一方で、休みの日にまとめて長時間勉強して時間を確保することはあまりおススメできません。

私自身はとても暗記が苦手で、高校時代に世界史のテストで100点中2点しか取れなかったことがあるくらいです。そのため、仕事の日でも「今日は何もしない」という状態を作らないようにしていました。

1次試験では、7科目の全く違う性質の分野が出題されますので、余計に知識として抜けやすくなる傾向があると思います。まとめて勉強時間を確保するのではなく、日々少しずつ触れながら、総勉強時間を確保していくことが求められる資格だと感じました。

8.400時間あれば4科目は合格できる?実際に勉強して分かったこと

400時間という数字だけを見ると、「かなり勉強した」と感じるかもしれません。しかし、私の場合は4科目に絞っています。7科目で考えれば単純計算で足りません。

また、簿記2級取得直後だったため、財務・会計の一部はほとんど勉強していません。

つまり、「中小企業診断士は400時間勉強すれば4科目合格できる」という話ではありません。

重要なのは、自分の現在地から必要な学習内容と勉強時間を考えることだと思います。

ご自身の経歴から、各科目に必要な演習量を考え、学習を進めていくことが肝になってくると感じます。

9.まとめ

今回は、私が実際に4科目合格した際の勉強時間を紹介いたしました。

もちろん、○○時間勉強すれば絶対に受かる!という資格試験でありません。それぞれの得意不得意や、これまでの経験に左右されることがほとんどです。

ご自身の現在地から、各科目の必要勉強時間は変わってくると思います。まずは、過去問等から出題傾向を知り、どこに時間が掛かりそうで、どの科目は比較的勉強が進めやすいかをチェックすることから始めていくと良いかと思います。

そして、毎日継続して学習を進めていくことで、知識が定着し、合格への実力が身についてくると思います。

少し長い道のりにはなりますが、私もあと3科目+2次試験の合格を目指して日々勉強を進めていきます。一緒にがんばっていきましょう!

<次に読むと良いでしょう>

【完全独学】中小企業診断士1次試験の勉強法|5か月で4科目合格した私が実践した方法 – 診断士合格への道 (shindanshi-study-note.com)

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